
「冷えの原因はなんだろう?」
「冷え症に効くのはどんなお茶なの?」
ツラい冷え症が少しでも改善するお茶が分かったら嬉しいですよね。
この記事では、
- 冷え症タイプ診断とタイプ別お茶の選び方
- 冷え症タイプ別オススメのお茶
- 冷え症改善にBestなタイミング
- 逆に体を冷やす飲み物
をお届けします。

LalaMe 編集長:前川 優子
コスメマイスター 美容系ライター・エディター 医学博士(名古屋大学大学院医学系研究科博士課程修了)
自身の肌荒れをきっかけに、コスメ・スキンケアの勉強を始め、コスメマイスターを取得。 博士課程で培った専門知識をもとに、根拠に基づいた信頼できる美容情報をお届けします。
Contents
冷え症にも種類と原因があった!
タイプに合ったお茶選び
「いろいろ試しているけれどなかなか冷えが取れない」
「温かい飲み物を飲んでいるのに体温が上がらない」
そんな経験はありませんか?
実は、冷え症と言っても色んな種類があって、それぞれに原因があるのです。
せっかく冷え対策にお茶を取り入れても、冷え症タイプに合わないものを選んでしまうと効果も半減・・・。
冷えのタイプに合うお茶を見つけることが大切です。
あなたのタイプにぴったりなお茶を見つけましょう!
はじめに、冷え症タイプ診断と冷え症タイプ別お茶の選び方についてご紹介していきます。
自分の冷えの種類と原因を知って、生活に取り入れやすいお茶で冷えない体を目指しましょう!
冷え症タイプ診断
冷え症は大きく分けると4タイプあります。
末端冷え症、内臓冷え症、下半身冷え症、全身冷え症です。
特徴や原因を見て、あなたはどのタイプに当てはまるかチェックしてみましょう!
タイプ診断
冷え症タイプ別お茶の選び方
冷え症のタイプが分かったら、次はどんなお茶が合うのか選んでいきましょう。
- 末端冷え症タイプ
靴下や重ね着など外側から温めるよりも、熱を生むタンパク質を多く摂取して内側から温まる黒豆茶がおすすめ!
- 内臓冷え症タイプ
体を芯から温める免疫力アップ効果のある生姜茶がおすすめ!
- 下半身冷え症タイプ
原因のひとつであるストレスを軽くする、心身ともにリラックス効果のあるハーブティーがおすすめ!
- 全身冷え症タイプ
体の内外が冷えているので食事や運動など根本的な生活習慣を改善すると体全体が温まりますよ。
冷えだけではなく、疲労回復や肥満、生活習慣病にも効果があるマテ茶がおすすめ!
冷え症のタイプが違えば最適なお茶も違います。
あなたにぴったりのお茶はどれでしょうか?
冷え症タイプ別
オススメのお茶
ここからは、各冷え症タイプに合わせておすすめのお茶をご紹介します。
おすすめポイントや口コミもあわせてご紹介するので、お茶選びの参考にしてくださいね。
末端冷え症タイプ
血行促進「黒豆茶」
末端冷え症タイプには黒豆茶がおすすめです!
黒豆には抗酸化作用のあるポリフェノールや血流を良くするビタミンE、血や熱を作るタンパク質も豊富に含まれています。
黒豆に多く含まれるアントシアニンには
○美肌効果・・・皮膚のコラーゲンの合成を促し安定させ、みずみずしい肌に保ってくれる
○アンチエイジング効果・・・シミやシワなど老化の原因になる活性酵素を除去する抗酸化作用
○ダイエット効果・・・余分な脂肪を排出する
このような効果も!
美容も気になる女性にとって嬉しいポイントですね♪
お茶の中から好きなお茶ベースを選んで注文できます。
熱を生む黒豆とお腹をスッキリさせるキャンドルブッシュが、冷え性とダイエットに効果的。
お湯を注ぐだけのパックタイプなので、飲みたいと思ったとき簡単に作ることができます。
冷えの改善に役立つ黒豆と赤なた豆の芳ばしい香りと甘みが広がります。
配合されているなた豆は、血行促進、むくみ予防・改善、腸内環境を整えるなど健康に効果があるんですよ。
冷え症対策だけでなく、むくみや腸内環境も整えられるのは嬉しいですね♪
内臓冷え症タイプ
お腹の中から温める「生姜紅茶」
内臓冷え症タイプには生姜紅茶がおすすめです!
生姜には新陳代謝を高める効果があり、体の内側からじんわり温まりますよ。
生姜に含まれるショウガオールは、血管を拡張して血行を良くし体の中から温める働きがあります。
乾燥生姜は生生姜に比べるとショウガオールの量がなんと約10倍も含まれているのです!
冷え症対策に選ぶなら、乾燥生姜がおすすめ!
一般的な乾燥生姜よりも香り・辛み成分が多いので、より一層体の芯から温まることができます。
また、紅茶には新芽のみで製造された春摘み茶葉を使用しています。
若々しい香りと味わいに深みがあるのが特徴です。
確かに生生姜に含まれるジンゲロールという成分によってグッと体温が上がります。
しかし、これは一時的なもの。
発汗作用で汗をかいた後に体温が下がってしまうんですよ。
下半身冷え症タイプ
ノンカフェインの「カモミールティー」
下半身冷え症タイプにはカモミールティーがおすすめです!
カモミールには鎮静作用やリラックス作用があるのは知られていると思いますが、血行を促進して冷えを改善する効果もあるのです。
自律神経のバランスを整えて気持ちを穏やかに、体も温まります。
さらに、カモミールティーにはポリフェノールが多く含まれているので、血液をサラサラな状態にして血液循環をスムーズします。
カモミールは独特の優しい香りとほのかな苦みが特徴のハーブティーです。
体を温めたい時だけではなく、ほっと一息のリラックスタイム、寝る前のゆったりタイムにもおすすめ。
全身冷え症タイプ
飲むサラダ「マテ茶」
全身冷え症タイプにはマテ茶がおすすめです!
マテ茶はカルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、食物繊維など現代人に必須の栄養素が豊富で飲むサラダと呼ばれるほど万能です。
またテオフィリンやテオブロミンは血管を拡張させ血液の循環が良くなります。
マテ茶はブラジルやアルゼンチンなどの南米諸国で昔から愛されているお茶です。
南米諸国の人は肉料理が中心の食生活。
それにも関わらず肥満体型や高コレステロール症の人が少ないのは、このマテ茶のおかげだと言われています。
テオフィリンやテオブロミンという成分は血管を拡張する効果があるので、マテ茶を飲むことで血液の巡りがスムーズになります。
日本人の好みに合わせてブレンドし、飲みやすいマテ茶です。
お茶好きの私が実際に飲んでみたいお茶はこれでした!
私が冷えているなと感じるのは手足の先です。
特に足先の冷えがツラいので寝るときは靴下を2枚重ねで履いているほど・・・。
そんな私は、末端冷え症タイプに当てはまりました。
どんな味なのか気になるので、伝統爽快なた豆茶を飲んでみたいです。(小嶋美加)
お茶はいつ飲めばいい?
冷え症改善にBestなタイミング
「お茶を飲むタイミングは?」
「どのぐらい飲めばいいの?」
気になりますよね!
実はとっても効果的なタイミングがあるんです。
お茶の効果をより感じられるタイミングはいつなのでしょうか?
ここからはお茶を飲むベストなタイミングと飲む量についてご紹介します。
飲むタイミング
・起床後すぐ
朝、起きてすぐに水分補給する人は多いですよね!
起床後すぐお茶を飲むと血行が良くなって元気に一日中活動できます。
・入浴前
「お風呂に入れば温まるでしょ?」と思いがちですが、入浴では体の表面しか温まっていないことがあります。
入浴前にお茶を飲むことで体の芯からぽかぽかになれます。
・就寝前
寝ている間も汗をかくので、水分補給は大切。
温かいお茶を飲めば、心身ともにリラックスしてゆっくり眠りにつけますよ。
ただしカフェインは覚醒作用があるので紅茶や緑茶などは避けましょう。
飲む量
成人が一日に必要な水分量は1~1.5リットルと言われています。
黒豆茶、カモミールティーはノンカフェインのため、日頃摂っている水分に置き換えて飲んでも構いません。
一方、生姜紅茶とマテ茶はカフェインが含まれているので一日2~3杯程度に留めると良いでしょう。
持ち運びにも便利なお茶用タンブラー
冷えに効くお茶がいつでもどこでも飲めたら嬉しいですよね?
どこでも淹れたてのお茶が飲める!そんな便利なタンブラーがあるんです!
お茶専用の茶こし付きタンブラーです。
茶こし付きタンブラーを使うメリットはこちら♪
・茶葉を使うため一杯あたりのコストが下がり、経済的
・ゴミが減ってエコ
・急須やポットが必要ないので、洗い物が少なくて済む
あなたの冷え症タイプに合ったお茶を、タンブラーに入れて持ち歩いてみてはいかがでしょうか?
オフィスやトレーニング、ピクニック、アウトドアなど様々なシーンに冷え症改善のチャンスが!
では、おすすめのタンブラーをご紹介します。
1.フィルター側の蓋を開けて茶葉を入れる
2.ひっくり返して飲み口側の蓋を開けて、お湯または水を入れる
3.好みの濃さまで抽出したら、再びひっくり返す
4.しっかりひねる
これだけで淹れたての美味しさがキープされたお茶の完成です!また、このタンブラーは
・お湯出し、水出しの両方できる
・二重構造のボトルなので熱くなりにくく、結露しないのでデスクの上やカバンの中でも安心
・茶こしを使わずに普通の水筒としても使える
という魅力があります。
フタ/ ポリプロピレン
フィルター/ ステンレス
ガラスなので傷が付かず丈夫で、中に入れた飲み物の匂いが移りにくいのも魅力です。
本体の飲み口部分と底部分が開くので洗いやすく、汚れが溜まりにくいです。
「ガラス製だから落としたら大変!」そう思いますよね?
でも、カバーが付いているので安心ですよ。
この商品に変えてから、汚れが一目瞭然で洗いやすく衛生的で嬉しいです。
要注意!
逆に体を冷やす飲み物
冷え症に効果的なお茶。
「せっかく飲むなら効果を実感したい」ですよね!
お茶には体を温めてくれるものもあれば、冷やしてしまうものがあります。
これまで何気なく飲んでいた飲み物、実はあなたの体を冷やしていたかも・・・?
体を温めるためには、体を冷やす飲み物を避けることも大切です。
〇麦茶・・・原料である大麦のカリウムの利尿作用によって体外に水分、熱が逃げる
〇コーヒー・・・利尿作用で熱が奪われる
〇牛乳・・・東洋医学で白いものは体を冷やすと言われている
〇清涼飲料水・・・清涼飲料水に含まれる糖分が体を冷やすと言われている
もし飲むなら温めて飲む、大量に飲み過ぎないことに気を付けましょう。
お茶で今日から始める温活
体が冷えていると
・血流が悪くなる
・老廃物が溜まる
・免疫力の低下
・自律神経の乱れでイライラしやすい
など、体にも心にも良くないことがたくさん起きてしまいます。
適度な運動やバランスの良い食事、服装で体温の調整をする。
そして、今回ご紹介したあなたにぴったりのお茶を生活に取り入れて冷えない体になりましょう!