
豆乳は美肌づくりに良いということはよく耳にしますが、何が良いのかよくわかりませんよね。
飲んでみたいけど、種類もたくさんあり何を試したらよいかわからない人も多いはず。
豆乳にはイソフラボンの他にも女性に嬉しい栄養素がたくさん含まれており、美肌効果も期待できるのです。
豆乳のことをもっと知って、自分に合った豆乳生活を始めましょう。
この記事では
- なぜ豆乳が美肌に良いのか
- 豆乳の種類と選び方
- 栄養素の高いオススメの豆乳
- 美肌に効率的な飲み方
すぐにオススメの豆乳を知りたいという方は、
豆乳を飲んで美肌づくり♪おすすめ6選をチェックしてください。

LalaMe 編集長:前川 優子
コスメマイスター 美容系ライター・エディター 医学博士(名古屋大学大学院医学系研究科博士課程修了)
自身の肌荒れをきっかけに、コスメ・スキンケアの勉強を始め、コスメマイスターを取得。 博士課程で培った専門知識をもとに、根拠に基づいた信頼できる美容情報をお届けします。
Contents
豆乳って美肌に良いんですよね?
豆乳には大豆イソフラボンが含まれていることを皆さんよく知っていますよね。
そのイソフラボンには美肌効果がたっぷり含まれているのですよ。
女性ホルモンのエストロゲンの効果によく似ており、若々しい肌を保つ働きがあります。
ただ、体質によりイソフラボンの効果には差が生じるので注意が必要です。
イソフラボンは腸から吸収されます。
その時にエクオールという成分を作り出して吸収する人と、作り出せずそのまま吸収されてしまう人がいます。
エクオールの方がイソフラボンより高いエストロゲンの作用をもつことができ、美肌効果が発揮できます。
ただ自分がエクオールを作り出せる体質なのかわからないからといって豆乳を飲まないのはもったいない!
豆乳に含まれるイソフラボンの効果は体質によりますが、豆乳は栄養価が高く、美肌効果が期待できる飲み物です。
豆乳の美肌効果は体質が決める?
エクオールを作れる人にはこんな特徴があった!
エクオールを作れる人の特徴は、お腹の中に「エクオール産生菌」呼ばれる腸内細菌がいる人なのです。
そして日本人でエクオールを作り出せる人は約半数。
エクオールを作り出せる人は生活や腸内環境が整っている人が多いと言われています。
エクオールを作り出せる人の特徴
- 豆腐、豆乳などの大豆製品をよく食べる
- 睡眠時間を8時間以上とっている
- 食物繊維を積極的にとり腸内環境が良い
- 毎日運動している
- タバコをすわない
豆乳を摂取すると同時に生活改善をして、エクオールを生成しやすい身体づくりをしましょう。
エクオールを作り出せる体質か知りたい方は
自分が豆乳を飲んで最大限の美肌効果が得られる体質かどうか知りたい方は、こちらをどうぞ。
エクオールが体内でどれだけつくられているか数値で分かります。
- 検査キットが到着
- ホームページにアクセスして検査依頼をする
- 採尿してビニール袋に入れる
- 返信用封筒に入れてポストに投函
- 1週間程で検査結果が届きます。
エクオールを直接摂取したい方に
体質にかかわらずエクオールを摂取したいという方のためにサプリメントをご紹介。
大豆からエクオールを生産できない方にも、サプリメントを直接摂取することによりエクオールの力を
吸収でき、女性の健康をサポート。
久しぶりに会った友人からもキレイになったと褒められました。(40代)
エクオールが作れないタイプでも
豆乳は美肌つくりに最適
豆乳にはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンEとビタミン類が非常に多く含まれており、それぞれのビタミンに肌をきれいにする働きがあります。
豆乳のもととなる大豆には、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。
その栄養価は、「畑の肉」 と呼ばれるほど!
タンパク質は臓器や血液、皮膚、髪の毛など体を構成する大切な働きがあります。
不足すると肌荒れにもつながるので美肌を目指す人にとって大切な成分です。
抗酸化作用もあり、アンチエイジングにも効果があるとされているサポニンも多く含まれていて、美肌には欠かせない栄養素がたくさんあるのですよ。
◆大豆に含まれる成分と働き
成分 | 働き |
ビタミンB群 | 皮膚や粘膜の健康維持を助ける働き |
ビタミンE | 血行促進して新陳代謝を良くし、肌荒れに効果的 |
イソフラボン | 女性をきれいにみせるホルモン「エストロゲン」の働きをサポート |
サポニン | 老化物質の分解酵素を活性化させシミ、シワを改善 |
レシチン | 細胞の働きを正常に保ち、肌のターンオーバーを助け美肌をキープ |
美肌をつくる豆乳の選び方
最近スーパーに行くと豆乳の種類や味が多く、どれを選んでいいか迷いますよね。
豆乳によって味が異なり、それぞれにオススメの飲み方があります。
自分に合った豆乳を探してみてください。
大豆成分が豊富な無調整豆乳
無調整豆乳とは大豆固形分8%以上、大豆たんぱく質3.8%以上のことをいいます。
豆腐を作る過程で出来る「おから」を除いた液体で出来ており、大豆と水のみで出来ています。
無調整豆乳は、どのような味付けにも使いやすいのが特徴。
料理をするとき牛乳の代わりに豆乳を、という使い方も出来ますよ。
そのまま飲むと大豆の風味が強いため、大豆の味を楽しみたい方にはおすすめ。
おすすめの無調整豆乳をチェック!
飲みやすい調製豆乳
調製豆乳は大豆固形分6%以上、大豆たんぱく質3.0%のことをいいます。
無調整豆乳とは違い、砂糖や塩や乳化剤・香料を使用して飲みやすくしているので、クセが気になりません。
そのまま飲みたい方や、スイーツづくりなどにオススメ。
おすすめの調整豆乳をチェック!
色々な味が楽しめる豆乳飲料
豆乳飲料は果汁入りの場合大豆固形分2%以上、その他は4%以上、大豆たんぱく質は0.9%以上のことをいいます。
大豆以外に調味原料や果汁、野菜やコーヒーなどの風味原料を加えてあり、飲みやすい!
豆乳初心者の方や、日替わりで豆乳の味を楽しみたい方、お子様にも豆乳を飲ませたい方にオススメ。
おすすめの豆乳飲料をチェック!
大豆固形分の%が高いほど、大豆成分濃度の高い製品になります。
豆乳を飲んで美肌づくり♪
おすすめ6選
美肌づくりに最適な豆乳を無調整豆乳、調製豆乳、豆乳飲料それぞれご紹介します。
おすすめの無調整豆乳
厳選国産プレミアム大豆を使用。
すっきりとした飲みやすさが魅力です。
飲みにくさのもととなる大豆の青臭さが気にならないため、成分無調整豆乳に初めてチャレンジする方に最適な豆乳ですよ。
これなら無調整でも毎日続けられそう。 (40代)
コレステロールもゼロなので健康に気を使いたい方にもおすすめです。
飲んでみましたが、牛乳よりもさっぱりとした感じで飲みやすかったです。
豆の味がしっかりして、とても美味しくのめました。 (村瀬)
おすすめの調整豆乳
調製豆乳なのに無調整豆乳と同じ濃度の大豆固形分が含まれていて美容にいい豆乳です。
消費者庁許可特定保健用食品の商品。
豆乳を飲んで美肌と健康を同時に目指せます。
コレステロールが気になり食生活を改善したいという方にオススメ!
トクホの商品なので安心して毎日続けて飲めます。(20代)
ビタミンDには、骨の形成を助ける働きが。
牛乳が苦手な方は、一度こちらの豆乳を飲んでみたらどうですか。
豆乳なのでとても飲みやすく、健康のために毎日続けられそうです。(50代)
おすすめの豆乳飲料
プロヴァメルはヨーロッパにおけるオーガニック豆乳飲料№1ブランド!
厳選された大豆とリンゴエキスの優しい甘みを調和した美味しく飲みやすい豆乳です。
いろいろな味の種類があり、毎日飽きずに続けられますよ。
余分なものも入っていないため安心して飲むことができ、料理にも使いやすいのでこれからも続けて飲みたいと思います。(30代)
色々アレンジするのもオススメみたいなので、料理や果物とあわせてスムージーにしたり、たくさんアレンジをしてみたいと思います。(村瀬)
カロリー50%カットに、カフェインレスなので、夜や就寝前も気にせず飲むことができます。
カフェインレスを感じさせないほどコーヒーの風味もあり美味しいですよ。(30代)
美肌に効果的な豆乳の飲み方
豆乳をいつ、どのくらいの量を飲めば一番豆乳の効果が発揮できるか気になりますよね。
豆乳を飲むときの注意点も一緒にご紹介します。
豆乳を飲むタイミング
豆乳を飲む時間帯は朝と夜寝る前がオススメ。
朝と夜それぞれ違った効果が発揮されるのでどんな効果があるのかご紹介します。
朝、起床してすぐ
大豆にはイソフラボンのほかに、オリゴ糖、マグネシウムも含まれており、それらには整腸作用があります。
毎朝豆乳を飲めば、便秘知らずに!
体の老廃物が排出され、美肌効果も期待できますよ。
夜、就寝前
私たちの体では就寝中に脂肪の燃焼や肌の活性化が行われています。
大豆に含まれるイソフラボンには脂肪を分解する作用や、肌の細胞を活性化させる働きがあります。
私たちの体で行われる活動の効率を上げ、美肌に導いてくれます。
少し温めてから飲むとリラックス効果も上がり睡眠の質を上げてくれますよ。
豆乳を飲む量
豆乳は摂取量の制限があるわけではないですが、飲み過ぎもあまり良くありません。
豆乳に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをします。
イソフラボンを過剰に摂取すると、人によってはホルモンバランスが崩れてしまい体の調子が悪くなることも。
また調製豆乳や豆乳飲料の場合、甘味料などが含まれているため、糖分やカロリーの摂り過ぎにもなってしまいます。
美肌や健康のために毎日飲み続けることは良いことですが、自分の身体と向き合いながら自分にあった豆乳の量を飲むようにしてください。
豆乳を飲むときの注意点
先ほども述べたように、イソフラボンの過剰摂取はホルモンバランスの乱れにつながることがあるため、注意が必要です。
飲みすぎによる糖分の過剰摂取にも気を付けて!
また、カバノキ科の花粉症の方や、バラ科の果物(リンゴ、桃、なしなど)を食べて喉がかゆくなったりする人は注意が必要です。
カバノキ科花粉やバラ科の果物に似たアレルゲンが大豆にも含まれているため、豆乳でアレルギーを発症するおそれが。
まずは少量から試して、もしアレルギー症状が現れたら飲むことを中止しましょう。
豆乳にまつわる疑問アレコレ
豆乳の情報が色々ありなにを参考にしたらいいかわからなくなりますよね。
みなさんが疑問に思っていそうなことをまとめてみました。
Q.豆乳を飲むと肌が荒れるって本当ですか?
A. 美肌になるからといって大量に摂取すると、豆乳に含まれる植物性脂質が皮脂の分泌を活性化させてニキビができるなど、肌荒れの原因になることもあります。
また、冷えた豆乳を飲むと お肌のターンオーバーの乱れや血行が悪くなります。
肌に必要な栄養素がいきわたらなくなり、肌荒れの原因に。
なるべく温めた豆乳の方がお肌に良いですよ。
Q.豆乳を飲むと肌が白くなると聞きましたが、本当ですか?
A. 大豆に含まれる成分に【シミを防ぐ働き」や、【肌の新陳代謝を促進する働き】があり、美白につながるとされています。
大豆に含まれるサポニンには抗酸化作用があり、肌の老化原因となる「活性酵素」を除去する働きがあります。
活性酸素はシミの生成に関わるため、活性酸素を除去することでシミの予防につながります。
イソフラボンには肌の老化を防止する効果や、日焼けやシミができた肌の新陳代謝を促進させて、シミやくすみを防ぐ効果が♪
ビタミンB群は肌のターンオーバーを正常化させ、新しい細胞の生成を促進してくれる働きがあります。
Q.美肌効果をより引き出すには豆乳と相性の良い食品はなんですか?
A. きな粉と豆乳を混ぜあわせ、温めて飲むのがオススメです。
きな粉は豆乳と同様大豆を原料としているため、豆乳と一緒に取ることでより多くのイソフラボンを摂取でき、美肌効果を引き出します。
きな粉の優しい甘みで豆乳も飲みやすくなるので、豆乳が苦手な方や豆乳の味に飽きた方は試してみたらいかがですか。
美肌のためにはじめる豆乳生活
豆乳に含まれるイソフラボンの効果は体質によりますが、豆乳は栄養価が高く、美肌効果が期待できる飲み物と言えるでしょう。
美肌効果だけではなく、健康面でも高い効果があるとされています。
飲む時間帯や摂取量に注目しながら、自分の生活に合った取り入れ方を見つけてくださいね。
無理なく続けられる、お気に入りの豆乳を探してみてください。