
歳を重ねていくうちに気になってくるのが「シワ」。
今まではそんなに気にならなかったけど気になり始めたら居てもたってもいられない!!
そんなシワの原因とシワに期待ができる美容液をご紹介します。
歳を重ねても綺麗でいたい方、シワの原因とケア方法を正しく学びましょう。
この記事では
- シワは美容液で改善できる?
- シワの種類
- シワにおすすめの美容液
- 効果的な美容液の塗り方
についてご紹介します。
シワにおすすめの美容液を知りたい方はシワにおすすめの美容液からご覧ください。

LalaMe 編集長:前川 優子
コスメマイスター 美容系ライター・エディター 医学博士(名古屋大学大学院医学系研究科博士課程修了)
自身の肌荒れをきっかけに、コスメ・スキンケアの勉強を始め、コスメマイスターを取得。 博士課程で培った専門知識をもとに、根拠に基づいた信頼できる美容情報をお届けします。
Contents
シワは美容液で改善できる?
いつものケアに美容液をプラスするとシワを改善できるのでしょうか?
答えは「改善できる」です。
しかし美容液すべてがシワを改善できるとは認められていません。
シワの原因は様々ですがその原因に効く美容液を使う事で、今あるシワの進行を遅くすることはできます。
シワの原因別タイプ
シワはできる原因によってタイプが分かれます。
シワに効く美容液はシワのタイプで変わるので、まずは自分のシワのタイプをチェックしましょう。
当てはまる項目が多いところがあなたのシワのタイプです。
- 肌が乾燥している
- 乾燥すると細かいシワがでてくる
- 表情を変えるとシワができる
- 無表情なのにシワの跡が消えない
- 今まで紫外線ケアをしっかりしてこなかった
- 無表情でもシワがあり、老けてみえる
しわ改善に効果ありのおすすめ美容液
シワに効果が期待できるおすすめの美容液をご紹介します。
美容液によって成分も違うのでシワのタイプにあった美容液を選択しましょう。
小ジワにおすすめの美容液
小ジワタイプが美容液を選ぶポイント
主な原因が乾燥なので保湿することが大切。
保湿力のあるグリセリン、アミノ酸、セラミドや肌を柔軟にするスクワラン等の成分が含まれている美容液がおすすめ。
保湿が期待できるグリセリンも配合されているので、深いしわにも小ジワにも効果的。
夜寝る前はもちろん、使用料を減らせばメイク前の朝にも使えて◎♪
シワを押しあげるようにピンっとハリが出て塗るとシワが気にならなくなった。(40代)
これからも使い続けていきたいと思える美容液です。(20代)
グリセリンやヒアルロン酸など保湿成分をたっぷり配合し、うるおい効果が長時間続きます。
ポンプ式でさっと使えるところも、忙しい毎日に嬉しい!
小さくて持ち運びやすく、化粧なおしにも使える優れもの。
乾燥が気になる場所に塗れば、ファンデーションののりが良くなります!
私は目の下のシワに悩んでおり、乾燥するとシワが目立つタイプです。
夕方鏡でみてみると笑いジワと乾燥ジワのWパンチで、くっきりシワが現れていて困っていました。
そんな時にこれをひと塗りして指でポンポン抑えると、シワが潤って朝の化粧仕立ての顔に元通り♪
保湿力も高いのでツヤ肌メイクとしても活躍してくれて重宝しています。
メイク前にもメイク直しにも使えるのでおすすめですよ。(吉岡恵)
角層中のうるおいや油分が不足し肌が乾燥すると表面がカサカサになってできる、細かいちりめん状のシワ。
乾燥ジワとも呼ばれていて、特に目元や口元にできやすいです。
今シワになっていなくても乾燥していると将来小じわができやすい肌になってしまいます。
浅いシワですが、そのままにしておくと深いしわになってしまうので早めのケアが必要です。

表情ジワ・深いしわにおすすめの美容液
表情じわタイプが美容液を選ぶポイント
肌の保湿とコラーゲンとエラスチンの生成を促すことが大切。
セラミド、ビタミンC誘導体、レチノール成分が含まれている美容液がおすすめ。
深いしわタイプが美容液を選ぶポイント
肌内部のコラーゲン線維やエラスチン線維の修復を促すことが大切。
レチノール、ビタミンC誘導体、ペプチド成分が含まれている美容液がおすすめ。
加齢や紫外線のダメージでできた深いしわにも効く、と認められた美容液です。
濃厚なクリームだけどべたつきなしで、メイク前でも問題なし。
「もう遅いかな」と悩むなら、1度は試したい1本。
使い続けていたら深いしわがなくなり期待以上の効果が出て満足です。(40代)
これからもお守りとして使い続けていきたい。(30代)
硬くなった肌を柔軟にして、深いしわにも効果的!
続けやすい価格もポイントです。
価格も比較的お手頃なので使い続けやすい!!(30代)
でもこれは違って確実にシワが消えた。(30代)
角層深部までふっくら柔軟にしてくれるので、乾燥ジワにおすすめです。
べたつきがなく朝のメイク前に使用しても影響がでないのも嬉しいポイント。
メイク前にも使っているけどべたつかないし、保湿されて肌が滑らかになります。(20代)
同じ表情を何度も繰り返すことで、表情筋が縮まってできるシワ。
目元の笑いジワ、眉間、額などにできやすいです。
肌に弾力があると笑ったりしても元の状態に戻りますが、弾力がないと元に戻る力がなくなりシワとなります。
ケアをしないと表情じわから深いしわに進行する可能性あるので要注意。

紫外線などの影響でコラーゲン線維やエラスチン線維がダメージを受けて肌の弾力や柔軟性が失われます。
紫外線ケアをしていないと深いしわになりやすい肌になってしまいます。
目じり、口元、眉間、額などにできやすい。
乾燥ジワ、表情じわが進行すると深いしわとなります。
効果的な美容液の塗り方
美容液を使っているからって、ただ塗っているだけでは意味がありません。
効果を感じるためにも、正しく使うことが大切。
シワの奥に届くように美容液を塗りましょう。
美容液はいつ使用するのがベスト?
美容液は基本的に、洗顔して化粧水・乳液を塗った後に使うものになります。
ただ美容液によって使うタイミングが異なることがあるので、必ず使い方を確認。
推奨されている使用量を守るようにしましょう。
美容液の塗り方
先ほどもお話しましたが、「とりあえず塗っているだけ」なんてもったいない!
シワの奥に美容液を届けるために、正しく美容液を使って効果的にシワをケアしましょう。
【効果的なシワ美容液の塗り方】
ほうれい線
(1)ほうれい線に美容液を置く
(2)シワに馴染ませる
(3)シワと垂直になるように美容液を伸ばす
(4)ほうれい線から上に向かって引き上げる
目もと
(1)下まぶたに美容液を数か所点置き
(2)目頭からこめかみに向かって優しく伸ばす
(3)頬骨を片手で押さえ下から上にクリームを伸ばす
(4)眉頭の下あたりに美容液を置く
(5)眉間のシワを伸ばすように美容液を伸ばす
※目もとは特に肌が薄い場所なので力を入れずに優しく塗るのがポイント。
おでこ
額のシワを伸ばすように下から上へ美容液を伸ばす
シワを隠そうとしてファンデーションを重ね塗りするのはシワの凹みにファンデーションが入り込んで余計にシワがくっきり見えてしまうためNG。
シワの凹みに入りこまないようにするシワ隠し用の下地が出ているので、美容液と同じようにシワを伸ばしながら埋めるように塗ると◎
気になる小ジワに塗るだけで、瞬時に肌がフラットになる下地。
時間がたってもシワにファンデーションが入り込みにくい。
4種の美容オイルが配合されていて潤うのにべた付かないのも◎です。
いつもシワにファンデが溜まるのが嫌だったけど、これを使用してから夕方になっても気にならなくなった。(30代)
シワだけではなくクマまで隠せる優れもの。
軽やかな付け心地で息苦しさがないのも嬉しいポイント!
これひとつで悩みが解決するので何度も重ねなくてもいいし、ひび割れが気になりません。(20代)
なぜシワに美容液?
そもそもなぜシワはできてしまうのでしょうか。
「歳のせいだからしょうがないよね」
そうなのです。
シワの原因は加齢で肌の弾力が低下することも、大きく関わっています。
しかし先ほどお話したように、乾燥・紫外線・表情によってシワが増えるとも言われています。
何もしないままでいると最初は小ジワだったのが深いしわに進行してしまいます。
そこで美容液。
美容液は肌の悩みに集中的にケアをしてくれます。
今では「シワを改善する」と厚生労働省で認められた美容液も発表され、高い効果が期待できます。
いつものスキンケアでシワへの効果が見えない方、将来のためにシワ予防をしたい方に美容液をプラスすることをおすすめします。
普段の生活でシワを予防する
シワには紫外線や乾燥が大きな要因となっていることが分かりました。
美容液を使ってケアすることはもちろんですが、普段のスキンケアや生活習慣を少し見直すことも大切。
シワにならない肌を作りましょう。
(1)紫外線対策
シワのタイプ別・原因とお手入れ方法でお話させて頂いたように、紫外線は肌の弾力に大きく関係するコラーゲン線維やエラスチン線維にダメージを与えてしまいます。
一度弾力を失った肌はなかなか元に戻りません。
普段からUVケアをしっかり行い、肌の弾力を守りましょう。
(2)肌を優しく扱う
肌に摩擦がかかると肌が厚くかたくなったり、乾燥してシワになりやすくなったり・・・。
肌に悪いことばかりです。
メイクをする時、メイクオフをするときなど、肌をゴシゴシしていませんか?
肌に負担がかからないように肌を優しく扱い、丁寧にすることを心がけましょう。
(3)姿勢に気をつける
気がつくと頬づえついていませんか?横向きで寝ていませんか?
実はこれもシワの原因。
同じ姿勢で肌に体重や重力がかかってしまうと、肌表面が伸ばされシワやたるみに繋がってしまいます。
シワ予防のために寝る時は上向き、頬づえはつかないように意識するといいですね。
(4)喫煙や過度なアルコール摂取をやめる
たばこのニコチンは血流を悪くさせ、コラーゲンを減少させてしまいます。
吸い続けることでコラーゲン生成されずシワが深く刻まれる・・・なんてことも。
また、お酒は利尿作用があるので水分が体から出ていきやすい状態になり肌が乾燥します。
肌が乾燥するとシワになりやすくなるためシワ予防のためには避けたいですね。
(5)シワを予防する食べ物を食べる
抗酸化作用のある食べ物を日常に取り入れるとシワ予防につながります。
シワができても諦めないで
今はシワの研究も進んでおり、シワ改善が認められた美容液もどんどん出てきています。
価格もお手頃のものから高いものまでいろいろ。
どんなに高いものでも、美容液を塗ったからといってすぐに効果がでるわけではありません。
大切なのは、続けていくこと。
今あるシワも、未来の肌も、諦めず毎日続けていきましょう。