
「いつも同じクレンジングだけど本当にこれでいいの?」
今までなんとなくクレンジングを選んできたあなたへ。
この記事では
- 種類別におすすめのクレンジングをご紹介
- 自分にぴったりのクレンジングの選び方
- 正しいクレンジング方法・コツ
を中心にお届けします。
クレンジング選びは自分の肌質とメイクにあったクレンジングタイプを選ぶのがポイントです。
最後まで読めば自分のクレンジング選びに自信を持てるようになるはず。
すぐに自分にぴったりのクレンジングが知りたい!という方は、「種類はどう選ぶ?自分にぴったりのクレンジングを使いたい!」をチェックしてくださいね。

LalaMe 編集長:前川 優子
コスメマイスター 美容系ライター・エディター 医学博士(名古屋大学大学院医学系研究科博士課程修了)
自身の肌荒れをきっかけに、コスメ・スキンケアの勉強を始め、コスメマイスターを取得。 博士課程で培った専門知識をもとに、根拠に基づいた信頼できる美容情報をお届けします。
Contents
クレンジングの種類ってどんなものがある?
オイルにクリームにミルクに・・・クレンジングっていろいろな種類がありますよね。
まずはクレンジングの種類について見ていきましょう。
クレンジングは大きくわけて8種類ありますよ。
- クリーム
- ミルク
- バーム
- ジェル
- リキッド
- 水
- オイル
- シート
クリームタイプ
クリームがクッション代わりになって、お肌への摩擦も防ぎます。
洗浄力もそれなりにあるので、お肌にやさしくしっかりメイクを落としたい方にピッタリ。
・マッサージクリームとしても使えるものがある
・使用後のベタつきが気になる場合も
こっくりとしたテクスチャーで「洗い上がりまでしっとりする!」という声が多数。
敏感肌の方が気になる毛穴にもアプローチし、使い続けるのが楽しみになるクレンジングクリームです。
【敏感肌の私も実際に使ってみました】
ふだんリキッドファンデーションを使っていますが、アイメイクまですぐに馴染んでスルっと落ちました。
心配していた洗い上がりの乾燥もなく、しっとりやわらかいお肌に。
うるおいに守られているようなお肌の感覚があり、気持ちよく洗顔に進めました。(寺田千晴)
毎日ではなく週1,2回の使用でも、お肌の変化を感じる人も。
決して安くはないものの、口コミにつられて購入する人多数のクレンジングクリームです。
本当に感動です。(30代)
1回にさくらんぼくらいの量を取って、メイクがしっかり落ちます。
毎日だともったいないので週1,2回の使用ですが、お肌がワントーンあがったような・・・。(30代)
ミルクタイプ
ミルクタイプのクレンジングはお肌への負担が少なく、クリームとジェル系の間くらいのしっとり感が特徴です。
・乾燥肌、敏感肌の方もOK
・濃いメイクの場合はポイント用リムーバーと併用が必要
自社農場で育てられた無農薬ハーブエキスがお肌の潤いを守り、しっとりと洗い上げます。
肌に乗せたときにふわっと広がる香りにも癒されますよ。
やさしくしっかりメイクオフできます。
2本目リピートしました。(30代)
伸びも良く、すぐに乳化します。
柑橘系の香りにも癒されます。(30代)
バームタイプ
バームタイプのクレンジングは、最初は固めのテクスチャーで使う分をスパチュラで取るタイプが多いです。
お肌の上にのせるとオイル化して、メイクをするする落とします。
美容成分を配合しているものも多く、毛穴ケアや古い角質ケアも一緒にできるものもありますよ!
・W洗顔不要で時短に
31種類のエイジングケア成分配合で、クレンジング・洗顔・角質ケア・マッサージ・トリートメントまでこれだけで可能。
お肌に潤いを残しながら、手軽にメイクオフできるところも忙しい女性に嬉しい。
W洗顔不要で、こすらずマッサージするだけでしっかりメイクが落とせます。
洗い上がりもしっとりしてお気に入りです。(30代)
2週間くらい使って何となくお肌が少し明るくなったような・・・。
肌荒れもせず気に入りました。(20代)
ジェルタイプ
ジェルは、オイルに近いテクスチャーで滑りが良いタイプのクレンジング。
洗浄力もしっかりあって、うるおい成分を配合したものが多いです。
クッション性がありやさしくメイクを落とせます。
・オイルフリータイプならマツエクも◎
・クッション性があってやさしく落とせる
・油性のジェルは脱脂力が強い場合あり
敏感肌の方もお肌に負担をかけずに、安心してメイクオフできます。
ボタニカルな自然の香りでクレンジングが癒しの時間に・・・。
パッケージもおしゃれで女心をくすぐられますね。
W洗顔不要で時短になるところも嬉しいです。(30代)
天然由来成分で安心して使えるところも気に入っています。(40代)
リキッドタイプ
リキッドタイプのクレンジングは、主成分が水でさらさらとしたテクスチャー。
べたつかない使い心地としっかりメイクを落とせるところが特徴です。
・お風呂でも使える
・摩擦によるお肌への負担をかけやすい
成分の30%以上が保湿成分で、無香料・無着色。
お肌へのやさしさもバッチリです。
濡れた手でも大丈夫、押しやすいプッシュ式のデザインはお風呂でも快適に使えて◎
コスパも良く、手軽にしっかりメイクオフできます。(20代後半)
丁寧にくるくるなじませればアイラインもオフできます!
オルビスの商品の中で一番好きな商品です。(40代)
水タイプ
水タイプのクレンジングはふき取りタイプのオイルフリー。
リキッドタイプとの違いは洗い流し、洗顔が不要なところです。
・使う場所を選ばない(外出先でも◎)
・ふきとる刺激でお肌に負担がかかる
仕事で疲れた日の強い味方です!
アルコールフリー、パラベンフルー、保湿成分も配合し、敏感肌にも負担をかけないやさしい成分も嬉しいのがポイント。
すごく楽なのに優しい使い心地。
ふき取り後の乾燥も気になりません。
普段はポイントメイク落としに、疲れた日はこれ1本でメイクオフしてそのまま寝ることも。
ふき取り後も乾燥しないところがお気に入りポイントです。(30代)
オイルタイプ
オイルタイプのクレンジングは洗浄力の高さが特徴。
濃いマスカラもファンデーションもしっかり落とせるものが多いです。
オリーブ油やスクワランなど保湿成分を配合し、肌のうるおいも守ってくれます。
もちろんメイク汚れもしっかりオフ!
お手頃価格でたっぷり入っているのも嬉しいですね!
洗い上がりは潤いがあり、しっとりします。
W洗顔不要なのも嬉しいポイント。(40代)
洗った後もつっぱらず、メイクも落としやすかったです。
香りはハーブと柑橘系で癒されます。(30代)
シートタイプ
シートタイプのクレンジングは、なんといってもその手軽さがメリット。
外出先でも、疲れてお風呂に入る元気すら残っていない時も、ササっとメイクオフできるのが嬉しいですよね。
・とにかく簡単
・お肌がヒリヒリする人もいる
100%オーガニックコットンを使用し、破れにくく厚手のクレンジングシートです。
洗顔したかのようです!(20代後半)
使ってみるとお肌がきしまず、傷まず、乾燥しないのにすっきりメイクが落ちました。
目にもしみません。
残った分は疲れた日に使います。(40代)
種類はどう選ぶ?自分にぴったりのクレンジングを使いたい!
それぞれのクレンジングタイプの特徴やメリット・デメリットがわかったところで、このなかから自分にぴったりのタイプを見つけていきましょう。
クレンジング選びは「メイクの濃さ」「肌質」から考えていきます。
加えて、お風呂で使えるかどうかも検討できると、ライフスタイルにあった自分にぴったりのクレンジングを見つけることができますよ。
【POINT】クレンジング種類の選び方
1.メイクの濃さ(クレンジングの洗浄力)
2.肌質(クレンジングの刺激の強さ)
3.お風呂で使えるか
メイクの濃さ(クレンジングの洗浄力)から選ぶ
普段はしっかりメイクですか?
それともナチュラルメイクですか?
クレンジング選びはメイクの濃さにあわせるのがポイントです。
ナチュラルメイクなら優しい洗浄力のクレンジングでもじゅうぶんメイク汚れを落とせますし、濃いメイクはしっかり落とせるクレンジングを選ぶ必要があります。
「とりあえずしっかり落とせるクレンジングなら何でもいいんじゃない?」
そうやって選んでしまうと、知らぬ間にお肌に負担をかけてしまうかも・・・。
基本的にはポイントメイクではなく、ベースメイクの濃さに合わせてクレンジングの種類を選びましょう。
※ここでのメイクの濃さとは、クレンジングを行う上での基準です
【濃いメイク】ってどんなメイク?
とはいえ自分のメイクが濃いのか薄いのか、判断が難しいですよね。
しっかり洗浄力が必要な【濃いメイク】とは、お肌への密着度が高いメイクのことです。
・リキッドファンデーション
上記のベースメイクを使っている方は、しっかりメイクを落とせるタイプがおススメ。
おすすめクレンジング・・・オイル、リキッド、バーム
濃いメイクの方におすすめのクレンジングを知りたい方はこちらから読めます。
▶バームタイプのクレンジング
▶リキッドタイプのクレンジング
▶オイルタイプのクレンジング
【薄いメイク】ってどんなメイク?
・ミネラルファンデーション
おすすめクレンジング・・・ミルク、クリーム、バーム
肌質(刺激の強さ)で選ぶ
クレンジングの種類は自分の肌質にあわせて選ぶことも大切です。
日頃、乾燥が気になる方は肌の潤いを奪い過ぎないクレンジングが◎
皮脂が気になる方は、しっかり洗浄力のあるクレンジングがぴったりです。
「そうはいっても自分の肌質ってなんだろう・・・」
肌質は環境や季節、年齢などいろいろな理由で変化することがあります。
まずは下の肌質チェックチャートで自分の肌質についてチェックしてくださいね。
乾燥肌の方は→こちら
普通肌の方は→こちら
混合肌の方は→こちら
脂性肌の方は→こちら
乾燥肌
皮脂量:少ない
・お肌がつっぱっている
・Tゾーンも潤いがない
・粉が吹く
・小じわが目立つ
この肌タイプの人は加齢とともに増える傾向があります。
乾燥状態が続くとお肌のバリア機能も低下しがちなので、肌荒れにも注意が必要です。
お肌のバリア機能が低下していることも。
クレンジングは低刺激で、潤いをプラスする成分が入っているものを選ぶと◎
おすすめクレンジング・・・バーム、ミルク、クリーム
脂性肌
皮脂量:多い
・全体的に脂っぽい
・毛穴が気になる
・ニキビや吹き出物がでやすい
・テカリやすい
・メイク崩れしやすい
・皮脂量、水分量ともに多い
思春期から20代前半に多いタイプ。
スキンケアは皮脂を抑え、油分と水分のバランスを整えるスキンケアがポイントです。
ただしお肌の保水力まで落とさないように注意。
おすすめクレンジング・・・リキッド、ジェル
脂性肌の方におすすめのクレンジングの種類については、こちらから読むことができます。
▶リキッドタイプのクレンジング
▶ジェルタイプのクレンジング
混合肌
皮脂量:多い
・ニキビや吹き出物がでる部分もあれば乾燥して粉ふきする箇所もある
・Tゾーンはべたつく
・毛穴が目立つ
20代後半から30代に多いタイプです。
バリア機能が低下しがち、肌質のコントロールが難しいタイプです。
肌質の面積が大きい方に合わせるのも◎
おすすめクレンジング・・・クリーム、ミルク、バーム、ジェル
混合肌の方におすすめのクレンジングの種類については、こちらから読むことができます。
▶ジェルタイプのクレンジング
▶クリームタイプのクレンジング
▶ミルクタイプのクレンジング
▶バームタイプのクレンジング
普通肌
皮脂量:少ない
・ベタつきがない
・肌トラブルが少ない
・季節や環境で変化しやすい
健康的な状態なので、新しい化粧品にもチャレンジしやすいです。
とはいえ季節や環境でお肌の調子が変化しやすいので、変化を感じたらそのときどきに合わせたクレンジングタイプを選べるとより◎です。
どのタイプのクレンジングを選んでも基本的には問題ありませんよ。
敏感肌
敏感肌は、バリア機能が低下してお肌の感受性が高くなっている状態。
皮脂が少なく乾燥しやすい傾向があります。
敏感肌の方は、化粧品によって初めからお肌に合わなくて使用できない状態にある場合も。
「わたしって敏感肌?」少しでも迷ったら下のチェックリストで確認を。
・乾燥するとヒリヒリしたりかゆくなったりする
・睡眠不足
・野菜不足
・乾燥すると粉をふくこともある
・アレルギーやアトピーをもっている
・生理前後に肌荒れしがち
・洗顔後につっぱりを感じやすい
肌の調子が悪いときはクレンジングを変えることも控えるのがベターです。
おすすめクレンジング・・・バーム、ミルク
お風呂で使えるかどうかチェック
基本的にクレンジングはお風呂ではなく、帰宅後すぐに行うのが理想。
そうはいっても家事に子育て、帰宅後だって大忙しの女性も多いですよね。
お風呂でクレンジングする方にとって、クレンジングかお風呂でも使えるかどうかは重要なチェックポイント。
濡れた手でもOKなクレンジングなら、お風呂でも気兼ねなく使えます。
✔水温を32~34度のぬるま湯にする
✔シャワーを直接当てない
この2つに気を付けて行ってくださいね!
自分に合うクレンジングを使うことはとっても大切!
しかし!
どれだけ良いクレンジングを使っても、使い方を間違えるとお肌に負担をかけてしまうことも・・・。
ここからは、正しいクレンジング方法をご紹介します。
きちんと落とすための正しいクレンジング方法
クレンジングはスキンケアのなかで一番お肌に負担をかけます。
正しい方法でクレンジングを行うことは、美肌の基本とも言えるのです。
ふだんの自分のクレンジング方法と照らし合わせて、チェックしてみてくださいね。
清潔な手でクレンジングを行う
クレンジングを行う前には、しっかり手を洗います。
手に汚れや雑菌がついた状態でクレンジングすると、ニキビや吹き出物の原因になる恐れも・・・。
清潔な手でクレンジングを行うことが大切です。
クレンジングは正しい量を使う
「もったいないから」とコスパを気にして少しずつ使う・・・そんな経験はありませんか?
少ない量のクレンジングでメイクオフしようとすると、メイクを落としきれなかったり摩擦でお肌に負担をかけてしまったりすることも・・・。
クレンジング料の使用方法を確認して、記載通りの量を使いましょう。
クレンジングは素早く1分以内目安に行う
クレンジングはスキンケアのなかで一番お肌に負担をかけます。
できるだけ手短に、1分以内に終わらせることが理想です。
お肌をこすらない
お肌をゴシゴシこすることは、摩擦によるお肌への負担になります。
優しくなでるようなイメージで、くるくるとクレンジング料をメイクとなじませていきましょう。
クレンジングはぬるま湯で落とす
クレンジングは30~32度のぬるま湯で落とします。
それ以上高い温度のお湯は、お肌を乾燥させてしまうことが・・・。
シャワーを直接当てるのもNG。
その日のメイクはその日に落とす
疲れて帰ってきた夜。
メイクを落とすことすら面倒なときってありますよね。
でもちょっと待って下さい。
メイクしたまま寝てしまうと、お肌はこんな状態に・・・。
・シミの原因メラニンの発生
・顔ダニが繁殖する
・乾燥が進む
・メイクの色素沈着
どうしてもやる気が出ない日がある方は、そんなとき用にシートタイプや水クレンジングをストックしておくのも良いかも。
とにかくその日のメイクはその日のうちに落とすことが大切です。
クレンジングとあわせて実践したい!美肌のための習慣
できるなら、クレンジングのほかにも生活習慣を見直して、美しいお肌を目指していきたいですよね。
スキンケアもしっかりと
スキンケアはクレンジングで終わりではありません。
クレンジング後にも、洗顔、保湿と続きます。
クレンジング後には洗顔でしっかり汚れを落とし、化粧水や乳液・クリームで保湿を行ってくださいね!
水分補給はこまめに
お肌からだけでなく、カラダの内側から水分を補給することも大切です。
厚生労働省の「健康のため水を飲もう」推進運動によると、一日に失われる水分は2.5リットル。
食事で取り入れる・体内でつくられる水分量は1.3リットルなので、1.2リットルが不足します。
不足分は飲み物で補う必要があります。
このことから、1日の水分補給量は1リットルが目安。
できれば、身体を冷やさない常温が理想です。
つい飲むのを忘れてしまう方は、ペットボトルに時間とメモリのしるしをつけて持ち歩くと忘れにくくなりますよ。
UV対策も忘れずに
紫外線はシミやしわ、たるみや乾燥などの原因になるお肌の大敵です。
外出しない日も、日焼け止めやUVファンデーションで対策を。
家の中にいても窓から入ってくる紫外線の影響を受けることがあります。
しかし実際には、薄い雲の場合、紫外線の80%以上が通過します。
曇りだからと油断せず、UV対策はしっかりと行いましょう。
睡眠不足は美肌の大敵!
お肌は睡眠中に再生します。
睡眠不足だとせっかくお肌が再生する機会が失われることに・・・!
夜0時までには布団に入るのがおススメです。
少なくとも6時間以上は睡眠時間を確保しましょう。
「気づいたら何時間もたっていた」なんて経験はありませんか?
スマホの画面から出ているブルーライトは、シミ・しわ・たるみの原因になる恐れがあるそう。
どうしてもチェックが必要な場合は、画面の明るさを抑えるなど対策しましょう。
ぴったりのクレンジングを見つけて美肌を目指そう♪
いかがでしたか?
クレンジングにもさまざまな種類があり、それぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。
大切なのは自分のお肌にぴったりのクレンジングを選ぶのがポイントです。
クレンジングは自分の肌質とメイクの濃さを基準に選びます。
さらに正しいクレンジング方法と、美肌習慣を身につければむかうところ敵なし!
思わずずっと触っていたくなるような、もちもちスベスベのお肌を手に入れてくださいね。